2023/05/24
ホッフェンハイム:ペントケの退団を発表。レンタル中の2選手も退団の流れ

©︎IMAGO/TSG 1899 Hoffenheim
TSGホッフェンハイムは今月1日に38歳の誕生日を迎えた、フィリップ・ペントケの今季限りでの退団を発表した。4年前にブンデス2部ヤーン・レーゲンスブルクから加入したベテランは、それ以来オリヴァー・バウマンのバックアップとして模範的な取り組みをみせており、2022年に加入した若手ルカ・フィリップに第2GKの座を譲ったものの、「まさに彼はチームプレーヤーで、バウマン、そして若手のフィリップとノルとのGK陣の中で重要な存在となっていた」と、ローゼンSDは称賛。「常に頼りにできたし、ここぞと言うときに期待に応えてくれた」一方のペントケは「素晴らしい時間を過ごせ、ブンデスでの機会をくれたことにも感謝の気持ちを伝えたい」とコメント。34歳ではじめてブンデスの舞台に立った同選手は、それ以降リーグ戦8試合、ドイツ杯試合、EL1試合でプレーした。
レンタル中の2選手は退団の流れ
なおホッフェンハイムでは2人のレンタル中のオーストリア人選手がそのまま退団の見込みとなっており、まず1人目はイタリアのFCボローニャにレンタル移籍し、そこでレギュラーとして28試合に出場し6得点をマーク中のシュテファン・ポッシュ。その活躍からレンタル契約に含まれる約500万ユーロでの買取りオプション行使は確実視されているところ。また3年前にオーストリア・ウィーンから加入するもセカンドチームのみにとどまり、いまはスイスのシュトゥルム・グラーツにレンタル中のアレクサンダル・ボルコヴィッチについても、その金額は10分の1程度となる55万ユーロながら、獲得時の60万ユーロにわずかに及ばない金額でカバーすることはできそうだ。