2023/08/09
ウェクホルストがブンデス復帰、ホッフェンハイムにレンタルで加入

©︎picture alliance / ZUMAPRESS.com
既報通りワウト・ウェクホルストが、ブンデスリーガ復帰を果たすことが水曜午前に発表された。2018年から2022年冬にかけてブンデス通算118試合で59得点をマークした、元VfLヴォルフスブルクのオランダ人ストライカーは、その後に移籍したバーンリーFCから1年間の期限付きにて加入。レンタル料はおよそ150万ユーロ、買取オプションは付随していないようだ。背番号は10を身につけることになる。
直近ではマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしていた、オランダ代表経験ももつ大型ストライカーの獲得に、ローゼン競技部門取締役は「サプライズ移籍という言葉は決して大袈裟な表現ではないと思うよ。少なくともうちにとってみればね。これだけの経歴と選択肢があったストライカーが、最終的に我々を選択してくれたということは名のある選手にとっても魅力的な場所だということなのだから」と喜びをみせている。
ただウェクホルストの見方をするならば、ヴォルフスブルクを去ったあとのこの20ヶ月間については、あまり満足のいくパフォーマンスをみせられていなかった。バーンリーではプレミア通算20試合に出場して2得点。2022年夏にレンタル移籍したベシクタシュでは状況は好転し、トルコ1部16試合で8得点をあげて前述のマンチェスター・ユナイテッドからの関心に繋げたものの、しかしながらレッドデビルズでは17試合に出場しながら1得点もあげることが叶わなかった。
そのためバーンリーへの復帰は両者にとってあまり意味の為すものではなく、むしろ相性の良いであろうブンデスで1年間プレーして、2025年までの契約最終年度を前に復帰することがチームにとって、来夏のユーロを睨むウェクホルストにとっても意味のあることだった。「ここ数週間、自分の将来について考えたよ」と明かしたウェクホルストは、「ホッフェンハイムの首脳陣からは熱心に声をかけてもらったし、高い評価をいただいだ。それはとても印象的だったし、今ここにいられることは嬉しいよ」とウェクホルスト。なおバーンリーではヘルタのドディ・ルケバキオ獲得にむけ、1100万ユーロを提示したとドイツの大衆紙ビルトが報じている。
1️⃣0️⃣ 👕 pic.twitter.com/FW9ERtNqZi
— TSG Hoffenheim (@tsghoffenheim) August 9, 2023