2022/01/21
バルサ首脳陣からの批判に、デンベレ自身が反論
FCバルセロナが正式に、ウスマン・デンベレの今冬での売却を望む発言を行なったのち、同選手は即座に自身のSNSにてメッセージを投稿。マテウ・アレマニ強化担当による「我々は献身的な選手を求めており、彼と彼の代理人へすぐに退団すべきと伝えている。」との言葉に異議を唱えた。
バルセロナ移籍からこの4年半に渡り、噂に流され他人が言葉を発する、そういう状況に終止符を打つ考えを強調し、「今日から僕は、いかなる脅迫にも屈することなく、真実をもって対応していく」と宣言。
「僕は複雑な時間を過ごし、負傷を抱え、コロナウィルスの影響も受けた。練習以外のことでも監督からの要請があれば、僕はいつだってなんの疑問ももたずに従ってきたし、まるで僕が関わりをもたないような印象を与えることは決して許せない」
そして「なんぴとたりとも、僕が思いもしないようなことを、まるで僕が思っているかのようにおしつけることを。僕は100%、クラブやコーチとの関わりを持ち続けているし、常に同僚や仲間達のために全力を尽くしてきた。それは今も、決して変わってはいない」」と強調。
さらにバルセロナとの交渉については、あくまで「確かに交渉は行われているけど、それは代理人へと任せていることだよ」と言葉を続けている。「それが彼の仕事の領分であり、僕の場合はボール、つまりはサッカーをするということ。チームメイトや仲間たちと、幸せな時間を共有することにあるんだ。そして何より、勝利をおさめることに集中することだよ」
ただこれにバルセロナ側が、いったいどういった反応をみせていくことになるのか?デンベレはアスレティック・ビルバオとの一戦でのメンバーから外れており、クラブ首脳陣が口にしていた厳しい言葉を踏まえると、その考えが改められる可能性はあまり高くはないだろう。