2023/03/26
2022/01/26
元サンフレッチェ監督、ビム・ヤンセン氏が他界。
かつてオランダのレジェンド、ヨハン・クライフ氏がサッカーの話をするときに、聞くに値する人物として挙げていた4人のうちの1人、ビム・ヤンセン氏が他界したことが明らかとなった。75歳だった。
1974年に行われた西ドイツ代表とのW杯決勝では、前半25分にベルント・ヘルツェンバインへのファウルでPKを献上。その後のゲルト・ミュラーによる決勝点で逆転負けを喫することになり、さらにその4年後でもW杯決勝で涙を飲むなど、不運に見舞われたこともあったが、それでも同氏のキャリアは輝かしいものであり、オランダ代表として65試合に出場。またクラブでもフェイエノールト時代には、UEFAチャンピオンズカップを制覇している。
さらに監督としてもセルティック時代でラーション獲得などが功を奏し、スコットランド1部で圧倒していたレンジャーズの10連覇を阻止。また日本にもゆかりがあり、Jリーグのサンフレッチェ広島では2年連続で天皇杯決勝へと進出。さらに浦和レッズ時代では、ハンス・オフト監督のアシスタントも務めていた。