2022/08/15

トゥヘル監督と激しく口論のコンテ監督「2人とも楽しんだよ」

©︎IMAGO:Shutterstock

 週末に行われたチェルシーとトッテナムによる一戦では、ハリー・ケインが2−2とする同点弾を決め、最終的には痛み分けに終わったものの、ただこの試合で注目を集めたのはむしろサイドラインだった。とりわけ試合後には、トーマス・トゥヘル監督とアントニオ・コンテ監督が激しく口論。そして互いに引き離され、それぞれにレッドカードが提示される事態にまで発展したのだ。

 ただ試合後にはおそらく、さらなる出場停止処分の追加を避ける目的もあったのだろう、両者とも自分たちの姿勢をプレミアリーグのエンターテインメント性へと消化する試みをみせており、「2人とも楽しんだと思うよ」とコンテ監督はコメント。テイラー主審から提示されたレッドカードには疑問を呈したが、それ以上にこの件についてこだわりをみせることはなく、トゥヘル監督も「何も悪いことはしていない。誰も侮辱されたり怪我もしていない。殴り合いもなく、私からみれば大したことではない」と述べている。

 さらにコンテ監督はその後のインスタグラムにて、2−1とリードした際のトゥヘル監督の駆け抜けていく姿の写真を投稿。そこには「幸いにも君の姿を私はみていなかった。足を引っ掛けても十分おかしくなかったからね」と、3つのスマイリーもともに付け加えられているように、両者の確執を微笑ましく思っていることを示そうとしているといえるだろう。おそらくはトゥヘル監督も同様の考えだ。なぜならば1−1とした場面ではコンテ監督がいかにチェルシーベンチ前で喜びを爆発させていたかは、BBCでも指摘されていることなのだから。

 だがその一方でコンテ監督は、握手の際にトゥヘル監督の目を見なかったことについては、それがトゥヘル監督を激昂させたが間接的な発言のみにとどめており、ただ2月の再戦にむけて「次は握手をしなければいいんだ。彼は自分のベンチで、そして私は自分のベンチにいればいい。それで問題はないよ」とシンプルな提案を出している。

両監督、FAに意見陳述

 ちなみに退場=出場停止ということはななく、BBCが報道した通りにまずビデオ映像を分析したFAは、それから両監督に対して木曜までに意見陳述を求めることを判断。ただトゥヘル監督に関しては試合後、テイラー主審の2ゴールはいずれもイレギュラーとして批判を述べており、チェルシーとテイラー主審との過去についても言及。英国メディアによればFAは、このことについてトゥヘル監督への調査を開始するようだ。

高額投資のチェルシー、フォファナに加えゴードンも?

 なおすでに2億ユーロ近く投じてきたチェルシーでは、この夏に更なる高額投資を視野に入れており、例えばレスターのCBウェズレイ・フォファナ(9000万ユーロ以上とも)に加え、エヴァートンに所属するウィングのアンソニー・ゴードンにも関心を抱いているようだ。タイムズによればイングランドU21代表の移籍金額は5000万ユーロ以上と言われる。

ジオヴァニ・ロ・チェルソを再レンタル

 またトッテナムではジオヴァニ・ロ・チェルソが引き続き、ビジャ・レアルへとレンタル移籍することになる。2019年にレアル・ベティスよりレンタルし、翌年に完全移籍していた26歳のアルゼンチン人選手は、昨シーズンでは後半戦よりビジャレアル入りし、そこでチャンピオンズリーグ4強入りを達成。なお今回は1年間の期限付きでの貸し出しとなっている。

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