2022/09/03

「僕はスターなんかじゃない」”悪童”バロテッリが過去を顧みる

©️IMAGO:LaPresse

 ブレシア、そしてモンツァにて比較的不遇の時間を過ごすことになった、マリオ・バロテッリ。だが2020年より加入したトルコ1部アダナ・デミスポルでは、33試合で18得点をマークするなど順調にことが運んでいるように見受けられていた。しかしながら今季の第4節にアダナがウムラニエスポルに1−0で勝利した試合、同じイタリア人のモンテッラ監督と激しく衝突する様子が見受けられており、そして移籍期日最終日に今度はスイス1部、FCシオンへと渡ることになったのである。その移籍金額は200万ユーロ。スイスの中堅クラブとは、元イタリア代表は2年契約を締結した。

 「マリオ・バロテッリはオフェンス面において、私たちに多くのものをもたらしてくれることだろう。彼は我々が求めていたストライカーであり、素晴らしい決定力の持ち主だ」と、クラブ公式にてシオンのコンスタンティンSDはコメント。そしてそれは早速、インテル、マンC、ACミラン、インテル、マルセイユ、ブレシア、モンツァ、アダナに続く、10番目のクラブでのデビュー戦という形で、本日土曜にもFCバーゼル戦に飾るかもしれない。ただ伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトにて、同選手は自身の立場について「自分をスター選手だなんて思っていないよ」とコメント。「シオンからのコンタクトは良い感じだったし、今は僕がまだ知らないリーグでのプレーを楽しみにしているところなんだ。故郷にも近いし」

 ただ”悪童”の異名がついたバロテッリは、「これまでキャリアでいくつかのミスをおかしてきた」こともまた、自ら認めている。それは例えばユース選手にダーツを投げつけたり、そして特に有名なのがインテル時代についてモウリーニョ監督自身が語ったこの話だ。「CLでカザンに行った時のことはよく覚えている。その試合ではFWが皆負傷してしまい、マリオしかいない。だが前半終了間際に警告を受けて死mったので、ロッカールームでは15分間のうち14分間をマリオとの会話に費やしたんだ。頼むから誰にも触れるな、ボールだけだ。ロストしても挑発されても誤審でも何もするな。マリオ、お願いだ!と伝えるためにね。だが後半開始直後にはレッドカードが出てしまったよ」

 実際には最初にバロテッリがこの試合で警告をみたのは前半20分のことであり、そして2枚目の警告をみることになったのは後半60分のことではある。だがいずれにしてもいまや2児の父親となった怪童は、今後はこのような不祥事をピッチの内外においてもう起こさないようにしていきたいと考えている。「サッカーの面で何かを手にすることは随分となくなってしまったね」と振り返ったバロテッリは、「それがここシオンで変わると良いのだけれど」と言葉を続けた。

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