2022/09/07

ノルウェー代表、選手のロシアのクラブ移籍で代表選外に

©️IMAGO/Bildbyran

 これまでノルウェー代表として12試合で出場してきたマティアス・ノルマンだが、しばらくの間はさらなる出場の機会が巡ってくることはないだろう。ノルウェーサッカー協会によるとソルバッケン代表監督は、9月末に控える国際試合に向けて招集を見送ることを既に伝えたことを明らかにした。

 その理由となったのが、「ロシアのクラブに新たに契約する」との宣言があったためであり、実際に火曜日にロシア1部FKロストフから1年間の期限付きでノリッジ・シティに戻ったばかりの同選手が、再びロシア1部のディナモ・モスクワに買取オプション付きのレンタル移籍することが発表されている。

 同国サッカー協会のリセ・クラベネス会長は、声明の中で「原則的には代表選手のクラブの選択について、協会が口出しすることはしないのだが、今は例外的状況にある」と説明。「ノルウェーと欧州のサッカー界全体が、一致団結してスポーツ界の権威を利用する形で、戦争の当事国であるロシアにプレッシャーをかけているところなのだ」と言葉を続けた。

 つまりロシアの全チームが国際的なスポーツ大会から締め出されている状態であることから、「ソルバッケン監督と私は、ノルマンがロシアで新たにこれからプレーすることになるのであれば、彼を招集するわけにはいかないということで意見が一致した」とのこと。

 2019年9月にA代表デビューを果たしたノルマンだが、最後の代表でプレーしたのは今年の3月のこと。直近となる6月の代表戦期間ではメンバーには登録されていたものの、出場機会は得られていなかった。

 なおノルマンはロシアの移籍について「自分にとって競技面でみてベストの機会」であることを強調しており、USレッチェへの移籍が頓挫したことで、ウクライナへのロシア侵攻への批判はあるものの「僕がこれまで学んできたことは、政治とサッカーを一緒にしてはいけないということだよ」との考えを示している。

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