2022/09/07

「自分に腹立たしい」トゥヘル監督、チェルシー100試合目で解任

©️IMAGO/Grubisic

 火曜夜に臨んだディナモ・ザグレブ戦は、チェルシーFCにとって藁をも掴む思いで試合に臨んでいたのだろう。水曜朝には開幕でのつまづきを受けて、およそ1年半あまり指揮をとってきた、トーマス・トゥヘル監督を解任することを発表した。

 2021年1月よりクラブのレジェンドであるランパード氏の後を受け、チェルシーにてこれまで100試合監督を務めた同氏は、わずか数ヶ月でチャンピオンズリーグ優勝を果たすなどトップクラブ返り咲きに導いており、その後のクラブワールドカップなど幸福感に包まれた時間も束の間、ここのところはその雰囲気にも翳りが見えていた。

 確かにアブラヒモヴィッチ氏に対する制裁の影響により金策に苦しんだという側面もあったものの、その後にトッド・ベーリー氏が就任してコスト面でバックアップを得ながら状況の改善は見られず、ついにスタンフォード・ブリッジでの時代に終止符が打たれている。

 昨日のディナモ・ザグレブ戦での敗戦後、トゥヘル監督は「正確性、冷静さ、ボールに対するアグレッシブさが不足している、チームパフォーマンスが不足している、だから敗れたのだ」と糾弾。今夏獲得のフォファナはポジショニングのミスで失点を誘発。オーバメヤンもデビュー戦で「完全に消えてしまっていた」(英紙ガーディアン)

 試合後トゥヘル監督は「自分自身に腹立たしい。こうなるとは思っていなかったからね」と述べ、ウェストハム戦での勝利からチームに変化を期待していた指揮官は「非常に厳しい状況下でリアクションをみせてくれたと思っていた。良い練習をしていたし、チームは良い準備ができていると感じていた。何が目的であるのかを見据えていると思っていた。こんなことは考えにも及ばなかった。だから自分に腹が立つ。本来の自分たちの立ち位置にはいない。今は全てが不足しているのだ」と語っていた。
 

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