2022/09/08

家族の反対を押し切って刻んだCLへの夢、シメオネが果たした14年越しのゴール

©️IMAGO/Independent

 SSCナポリがチャンピオンズリーグ初戦、リヴァプールFCを相手に4−1と快勝をおさめたこの試合、ジョヴァンニ・シメオネの目には涙が浮かんでいた。アトレティコ・マドリードの指揮官、ディエゴ・シメオネ監督の息子でありリーベルプレートで育成された27歳は、紆余曲折のキャリアを経てようやくこの日、チャンピオンズリーグの舞台に初めて立つ事ができたのだ。

 「13歳の時に、チャンピオンズリーグのロゴのタトゥーを入れたんだよ」と、英紙ガーディアンに対して明かした同選手は、それに対して父親からはまったく歓迎されず、母親からも疑問の声を投げかけられたというが、「チャンピオンズリーグに出場し、初得点を決めたら、このタトゥーにキスをするつもりだから」と説明したという。その言葉は単なる思いつきでは済まない、後に大きな意味合いをもつことになった。

 その14年後にシメオネは、実際にそれを行動にうつすことができたのである。この日の試合ではベンチスタートとなっていた同選手だったのだが、ハーフタイム前に負傷したヴィクトル・オシムヘンとの交代で投入されると、その2分後にはクヴァラッツケリアがリバプールのディフェンダー2人を振り切り、そのクロスを決めたシメオネは遂に、そのタトゥーへと口付けをすることになったのである。同日に父ディエゴもポルトとの壮絶な試合を制しており、この日はまさにシメオネ家にとって成功の1日となった。

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