2022/10/10

ブライトンのムウェプが24歳で引退、遺伝性の心臓疾患が判明

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 ブライトン&ホーブ・アルビオンのエノック・ムウェプは、わずか24歳という若さでサッカー選手としてのキャリアを、終止符を打つことになってしまった。これはクラブ側が月曜日に発表したもので、同選手は遺伝性の心臓病を抱えているとのこと。「この症状は時間の経過と共に悪化する可能性があり、仮にこのままエノックが競技をつ受けた場合に、致命的な心臓発作を引き起こす危険性が極めて高いのです」

 オーナーを務めるトニー・ブルーム氏は、「我々全員が大変にショックを受けている。彼と彼の家族はここ数週間苦しい時間を過ごしてきた。クラブとしては彼の回復、そして次のステップへと踏み出せるよう、できる限りの愛情、援助、サポートを惜しまない」とエールを送っている。

 ザンビア代表として24試合に出場してきた同選手は、昨年夏にRBザルツブルクからブライトンに、移籍金2300万ユーロで加入したばかりであり、その後24試合に出場。それ以前ではオーストリアで4つのリーグ優勝と3度の国内カップ制覇と成し遂げており、ブライトンとは2025年までの契約を結んでいた。

 「エニックにとってあまりにも辛いことではありますが、ただ彼は自身の健康と家族のことを第一に考えなくてはいけないのです」と、ブライトンのメディカル担当を務めるアダム・ブレット氏は強調。クラブ側よれば先日の代表戦期間中、ザンビアに向かう飛行機の機内で体調を崩し、マリでの入院を経て更なる心臓の検査をブライトンにて受けていたとのこと。そこで今回の遺伝性の心臓疾患が判明したという。

 「夢にはいつだって終わりの時はくるもの。今回の検査の結果で、サッカー人生に幕を下ろさなくてはならなくなったことを、本当に残念に思う」とその辛い心情を漏らしたムウェプだが、「でもこれで僕のサッカーとの繋がりが失われるということではない。これからも何らかの形で関わっていくつもりだよ」と気丈に前を向いた。

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