2022/10/19

エムバペ移籍希望の噂と、パリSGのシステム変更の因果関係は?

©️picture alliance/dpa/MAXPPP

 日曜日のオリンピック・マルセイユとの首位攻防戦を制したバリ・サンジェルマン。タイトル防衛にむけて大きな前身をとげたところではあるが、おそらくクラブ首脳陣にとってはそれも二の次のことだろう。むしろ試合後のキリアン・エムバペの発言に注目が集まった。「僕はここでとても幸せだし、1月に移籍したいなんて口にしたこともないよ」と同選手はメディアが報じた、クラブへの信用失墜から移籍を希望中の噂に「皆と一緒で僕も驚いた」と明かし、「ちょうどその時は昼寝をしていて、ぼーっとしてたよ。完全な誤報だ」と一蹴したのだ。「ピッチ上でベストを尽くすことを心がけている。それ以外のことに関わると疲れてしまうのでね。パリSGでプレーする以上、良い事も悪い事もある」

 この試合でガルティエ監督は、通常の3−4−2−1システムではなく、4−3−1−2システムを採用。エムバペはワントップではなくメッシとの2トップであり、ただ実質的には左ウィングの方に下がることが多かった。フランス代表と同様のこの解決策を、ワントップより好むことは周知の事実である。そして恐らくそれが夏の契約延長の決め手だったのではないか。前節のランス戦での0−0後には、自身のインスタグラムのストーリーにて「ストライカーである事にウンザリ」との投稿もなされていた。それを今季途中から就任したガルティエ監督が受け入れたのだろう。不満が報じられた、まさにこのタイミングで。

 つまり選手自身、影響力を高めることを望んでいると言われていたことが、このシステムに反映されたということなのか?当然ながら指揮官はプレスカンファレンスにて、このことを否定している。「ここ数試合はスローペースだったからね。開幕からはしばらく良かったのだが、ただ相手がうまく適応するようになっていた。今回のマルセイユ戦では、3人のストライカーをベストポジションで起用したかったんだよ。エムバペに関していえば、ロングボールの時だけCFとして機能してくれればいい。それ以外は左サイドにいる感じでね。そうすることでマルセイユ守備陣に揺さぶりをかけられるし、ネイマールがペナルティエリアに入れるよう、素早いプレーを外に移したかったのさ。このシステムは今後も改良を加えていく可能性が高い。ベンフィカ戦後の練習では満足いかなかったが、最終調整ではポジティブなフィードバックが得られていたよ」

インターナショナル インターナショナルの最新ニュース