2022/10/19

元RTLのライヒャルト氏、スーパーリーグ構想の意義を強調

©️imago images/MB Media Solutions

 A22スポーツ・マネジメントというエージェンシーの名前は、まだあまりサッカーファンの間では馴染みのないものかもしれない。ただここはサッカーというものを根本から変革していくことを目的に活動しており、つまりは「欧州スーパーリーグ構想創設に同行し、支援するため」設立されたものなのだ。

 そして火曜日にはTV局RTLにてドイツでCEOを務めていた、ベルント・ライヒャルト氏をマネージングディレクターとして招聘したことを発表。昨春に頓挫したスーパーリーグ構想に続く、「スーパーリーグ2.0」への活路を見出していきたいと考えている。就任にあたり、同氏は「クラブ、選手、コーチ、ファン、運営側など、サッカー界の様々な関係者と包括的な対話を始めていきます」と述べ、「その目的はファンとサッカー界全体の、長期的な利益を反映した、持続可能な欧州クラブ大会における競技モデルを開発、スタートさせることにあります」とコメント。「私たちが愛するサッカーは真剣な改革による、より良い未来に向けた制約のない、率直でオープンな対話を共に行なっていくことで、利益を得られるものだ」と確信しているという。

 昨春に欧州スーパーリーグ構想に参加していた12クラブのうち、いまはレアル・マドリード、FCバルセロナ、そしてユベントス・トリノの3クラブだけが、引き続き当初からの理念を抱き続けており、現在は欧州司法裁判所へとUEFAによる独占を訴えているところ。「レアル・マドリードとFCバルセロナの会長、そしてユベントス・トリノの会長は、つい最近サッカーが直面している問題について公に見解を示している。そして私は彼らが正しい質問を提起しているという確信を抱いているんだ」とライヒェルト氏。

 またドイツの大衆紙ビルトには「より魅力的でより楽しく、エキサイティングかつ公平で、より経済的な」大会を念頭に置いていると語った。その一方で1年半前に設計されていたスーパーリーグ構想は、数多くのファンたちからの大規模な抗議活動により頓挫されることになるのだが、その点については「明確な弱点」があったことを指摘。「昇格や降格といった、競技的な資格のある、オープンな競争じゃなくてはならない。レギア・ワルシャワ、ウニオン・ベルリン、レアル・マドリードなど、全ての欧州のクラブが予選を通過できるようにしなくてはならないのです」と言葉を続けている。

 

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