2022/10/21

レアル、アンチェロッティ監督の戦術的サッカーで飛躍

©️imago images (2)

 リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウドがほぼ毎週、異常なほどのゴール数を記録していた10年前と比較し、リーガ・エスパニョーラの不均衡さはだいぶ解消されている。ただそれでもFCバルセロナやレアル・マドリードのようなクラブが、例えばエルチェのようなクラブに大勝を収めればやはり大いに祝福されるものだ。ただカルロ・アンチェロッティ監督就任以来、レアルではゴールの打ち上げ花火状態ではなく、むしろリードを冷静に管理して自分たちの力を最大限に発揮するようになる。とりわけワールドカップイヤーのような過密日程では、なおさらのこと。今季15試合経過時点で、レアルが4点以上とって試合は2試合しかない。

 とはいえ先日のエルチェ戦ではオフサイドに泣かされなければ、6−0と大勝をおさめていた可能性は十分にあっただろう。レアルの攻撃陣に対して最下位エルチェはなす術なく、本来アンチェロッティ監督は厳格な戦術を課すタイプではないものの、メスト・エジルがトップ下でプレーしていた時のようなコンビネーションや工夫が試合ではみてとれた。それには長年中盤を支えるルカ・モドリッチの影響もあるが、むしろ最近の上昇気流はフェデリコ・バルベルデや、ロドリゴによるダイナミズムによる。非常に多くのポジションをこなす2人は、より一層に得点やアシストでその存在感を発揮しており、さらにバロンドール受賞のベンゼマに加え、ヴィニシウスの台頭など、今のレアルにはますます勝利への可能性を高める布陣が揃ってきているようだ。

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