2022/10/26

敗戦に檄を飛ばすクルトワ、前向きにみるアンチェロッティ監督

©️Getty Images (2)

 今シーズン、ここまで無敵のオーラを解き放ってきたレアル・マドリードが、初めて黒星を喫した相手は、初戦では2−0と勝利をおさめていたRBライプツィヒだった。カリム・ベンゼマとはじめとする、主力選手が数名不在という中で、いつになく集中力に欠けた姿をこの日の夜には露呈している。試合後GKティボ・クルトワは、「眠ってしまって、激しさと攻撃性を欠いており、その代償を払う結果になってしまったんだ」と厳しくコメント。特に開始から20分は2つのケアレスミスにより与えてしまったゴールだった。「悪いパスが多かったし、決していい試合ではなかったよね」

 ただパス成功率という点においては626本のうち560本が成功し89%を誇ってはいるが、特にクルトワを苛立たせたのはむしろ41%という対人戦勝率の低さである。「GKとしてみていてどの対人戦においても、試合にしっかりと入っていないのが見て取れた。もちろん過密日程で時にうまくいかないこともある。でも激しさという点では決して不足があってはいけない。それができなければベンチにはたくさんの選手が控えているんだ」

 ただアンチェロッティ監督はそこまでのトーンとは距離をおいており、「それぞれに意見を持つものだ」とのみコメント。ライプツィヒが「彼らのもつ最大の強み」であるカウンターアタックを「発揮することができた」ことが2−0のリードに繋がったとみており、「あと少し」で試合を振り出しにもできたかもしれないがそんなところで、途中出場のティモ・ヴェルナーが最終的に決勝点となる3−1のゴールをマーク。ロスタイムにPKを獲得して1点差に詰め寄ったが、敗戦は避けられなかった。

 「ただ選手がみせた姿勢、激しさという点での不足はなかったと思う」とクルトワとはこの点では異なる見解を示したベテラン指揮官は、改めて「10連勝をつづけるよりも、時には1度敗戦したほうが良い勉強になることもある」とコメント。その奮起した姿をさっそく週末に控える、日曜日のジローナ戦から発揮していきたいところだ。

インターナショナル インターナショナルの最新ニュース