2022/12/20
ミハイロヴィッチ氏の葬儀に、著名人ら2000人が参列

©️IMAGO/LaPresse
偉大なサッカー選手であり、長年に渡りサッカー指導にも携わるなど、サッカー界において大いに尊敬を集める存在の1人となっていた、シニサ・ミハイロヴィッチ氏の早すぎる死を惜しみ、およそ2000人がイタリアの首都ローマで行われた葬儀に参列した。
1969年に旧ユーゴスラビアでキャリアをスタートさせ、ラツィオや両ローマのクラブなどで活躍、アンドレア・ピルロと並ぶセリエAを代表するセットプレーのスペシャリストとして鳴らした同氏との別れに、マルコ・アルナウトヴィッチのような選手や、ロベルト・マンチーニ監督のようなコーチなどの姿が見受けられている。
ローマの象徴であるフランチェスコ・トッティ氏、ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督、イタリアサッカー協会会長やローマ市長ロベルト・グアルティエリらも見守る中で、元ラツィオのスター選手デヤン・スタンコビッチによって教会から運び出された。そこには”Ciao Sinisa uno di noi”(チャオ・シニサ、あなたは私たちの仲間です)と書かれた横断幕が。
2019年に白血病を公表して以来、闘病生活を過ごしながらボローニャで指揮を取り続けた同氏は、今年の9月に退任となり、先週金曜日に帰らぬ人となったことが家族側より明かされている。
Calcio in lutto per la scomparsa di Sinisa Mihajlovic. Gravina: “È stato un esempio di passione, determinazione e coraggio"https://t.co/4fRP8MHCFr pic.twitter.com/yMPGwc2KcD
— FIGC (@FIGC) December 16, 2022