2023/01/08
マンUファン、ランパード監督に同性愛嫌悪チャント

©️IMAGO/Shutterstock
FA杯ではエヴァートンを相手に3−1で勝利をおさめた、マンチェスター・ユナイテッド。しかしながらイングランドサッカー協会がこの試合で、同性愛嫌悪のチャントが行われたことについて調査を開始したことが明らかとなった。これは複数の英国メディアが一斉に報じていたものであり、金曜夜の試合ではエヴァートンのフランク・ランパード監督に対して、「レント・ボーイ」という言葉が向けられていたという。どうやら2001年から2014年までプレーしていたチェルシーFCとの長い付き合いをこれで揶揄したもののようだ。
マンUのファンからも批判の声が明確にあがっており、クラブのLGBTQ+サポーターズクラブであるレインボーデビルズは「一部のファンによる違法かつ同性愛嫌悪的なチャントによる、フランク・ランパード氏への侮辱を強く非難するとともに、クラブに対して行動を起こすよう求めます」とツイート。またクラブ側からも「これまで本日のような出来事を減らすために活動してきた」ことを強調した上で、「私たちは、スタジアムやオンラインを問わず、差別的行動に対処していきます」との姿勢が発表された。
We strongly condemn the taunting of Frank Lampard with the illegal and homophobic chant from a section of our fans and call for the club to take action. @ManUtd
— Rainbow Devils (@RainbowDevils) January 6, 2023