2023/01/18

今冬爆買いのチェルシー、長期契約の裏にあるメリットとデメリット

©️IMAGO/Shutterstock

 今冬の爆買いが話題となっているチェルシーFCだが、目を見張る数字はそればかりではない。夏のマルク・ククレジャは2028年まで、ウェズレイ・フォファナとダビド・ダトロ・フォファナは2029年まで、ブノワ・バディアシルは2030年まで、そして先日に獲得が発表されたムィハーイロ・ムドリクは2031年までの契約となっているのだ。

 このような決断が下された背景の1つとして、まず移籍金額は契約期間内に分散できること。そしてもう1つのメリットとしては、フリートランスファーで手放す可能性をより低くしたという考えは持てるかもしれない。だがそのいずれもメリットともデメリットとも形容できるものだ。

 つまりは後者に関しては今後いかなる状況に陥ろうとも長年にわたってクラブの財政に残される続けていくものであり、仮にムドリクが「ウクライナのネイマール」と評される活躍をみせればチェルシーにはこの契約が武器となっても、そうじゃなければ構想外となったとしても30歳まで高額サラリーを保証し続けなくてはならない。加えてもしもCLに安定的に出場できなければ…?

 そもそも今冬爆買いのチェルシーのみならず、昨夏に爆買いした昇格組ノッティンガム・フォレストも含めて、いったいなぜプレミアではこれほどの長期契約が可能となっているのか?FIFA規約では”契約期間の下限は発効日からシーズン終了まで、上限は5年” とあるものの、”異なる期間の契約は、それが国内法に適合する場合にのみ認められる “と説明。例えばドイツではライセンス規定で、「契約期間の上限は5年以内」と定めているが、イングランドのクラブには制限がないのだ。

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