2023/02/07
トルコでの大地震後、クリスティアン・アツの安否が不明

©️Getty Images
トルコとシリアの国境地帯で発生した地震災害が発生して以降、これまでクリスティアン・アツの安否が不明となっていることが明らかとなった。元所属クラブのチェルシーFCとニューカッスル・ユナイテッドでは、同選手の無事を祈るツイートを投稿しており、この地震のわずか数時間前に行われたカシムパシャとのリーグ戦では、31歳ののMFはロスタイム弾を決めて勝利に貢献していた。
そしてそれから音信不通となったままとなっているが、ただそもそも被災地の通信回線はほぼ遮断された状態であり、現在の状況については全くもって不明となったまま。発表によれば死者は3000人を超え、さらに多くの人たちが行方不明とない、何千人もの人たちが住む家を失っているという。
2013年にFCポルトで優勝を果たしたアツは、2013年より2017年までチェルシーに在籍。ただ全く出場機会はなく、レンタル移籍を繰り返して最後にたどりついたニューカッスルに完全移籍しており、最終的にプレミア通算80試合に出場。ガーナ代表としては60試合でプレーし、2021年からはサウジアラビアのアル・ラーイド、そして2022年9月より戦いの舞台をトルコのハタイスポルに移していた。
なおトルコではこれからしばらくの間は、スポーツイベントの開催が見送られることがスポーツ大臣によって発表。またトルコサッカー連盟(TFF)ではすでに全試合を中止し、被災者に哀悼の意を表明している。
We're praying for you, Christian Atsu. 💙 https://t.co/KSG2YeGpP0 pic.twitter.com/KNvQExSfid
— Chelsea FC (@ChelseaFC) February 6, 2023