2023/02/15

グアルディオラ監督、スティーブン・ジェラード氏に謝罪。

©︎IMAGO/PA Images

 ペップ・グアルディオラ監督は、スティーブン・ジェラード監督に対して、正式に謝罪を述べた。これは水曜夜に控えたプレミアリーグ頂上決戦、FCアーセナルとの一戦の前に伝えられたものであり、質問を受ける前に先駆けて、グアルディオラ監督は「スティーブン・ジェラード氏について、不必要かつ愚かな発言を行ったことを謝罪したい。いかに私が彼をリスペクトし、彼のキャリアをリスペクトし、そして彼が暮らし指導しているこの国のために彼が果たしたことリスペクトしていることは、彼自身にも知ってもらっている」と語っている。

 一体何があったのだろうか?実は先週金曜日にグアルディオラ監督は、プレミアリーグが主張する財務規則違反に対して、マンチェスター・シティを擁護する際にジェラード氏についても言及。同氏の「スリップ」を引き合いに2014年での優勝について「それも我々の責任ということなのか。これらの瞬間は我々自身が手にしたものであり、そして誰もこれを奪うことなどできない」との考えを示していた。

 だがそれも今は後悔しているようで、「私は自分が口にしたことを恥じている。クラブを代表する人間としてふさわしくはなかった。」とコメント。さらにジェラード氏にも個人的には謝罪しており、「彼や彼の妻、子供たち、そして家族に謝罪する」と多少大袈裟気味な表現で述べている。一方で水曜夜にはアーセナルとの重要な首位決戦を迎えるが、エルリング・ハーランドの出場の可否については、「今はわからない」とこちらについては歯切れが悪かった。

グアルディオラ監督、「これで出会った中で最高のアーセナル」

 前回の対戦では0−1と敗戦を喫して入るものの、重要度の低い試合だったために主力温存で戦ったという背景もあり、ただ今回は勝てば首位返り咲きというまさに頂上決戦だ。ここではグアルディオラ監督は妙に神聖化したり露骨に言いまかすようなことがせず、「これまで出会った最高のアーセナル」と評価。

 あくまで今ではなくシーズン最後が重要であることを強調し、「自力で優勝を掴める状態にある」とコメント。そして「あの試合で我々は多くのものを得た。そして今回うまくできれば、我々は更なる前進を遂げることになり、それを彼らの目の前で誇示することができる」と意気込みをみせている。

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