復活目指すイブラヒモヴィッチ、長男と同じチームで実践練習

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　火曜夜に行われたＣＬ１６強初戦トッテナム・ホットスパー戦で勝利をおさめたＡＣミラン。だがそこには週末よりその復活が期待されていた、ズラタン・イブラヒモヴィッチの姿は見受けられなかった。２０２２年５月にセリエＡ制覇を成し遂げた後、「半年間、十字靭帯を使わず」「２０本以上の注射を打ち」「膝の水を常に抜きながら」プレーしていた４１歳は、その後に手術を受けて以降いまだ欠場が続いているところ。イタリアのメディアによればまだ短い時間の出場だとしても、カムバックを果たすまでにはまだ数パーセントの不足がみられているという。
　
　そのためトッテナム戦の翌日に行われたトレーニングでは、出場機会が少なかったり短かったりした選手たちと共に練習場に姿をみせており、伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると最終調整ではトップチーム側ではなく、Ｂユース側でイブラヒモヴィッチはプレーしていたという。しかもそこでは「１６歳の息子マキシミリアンとともに前線でプレーし、右から攻撃を仕掛けていた」ことも伝えられた。ちなみに同クラブには１歳年下の次男ヴィンセントもプレー。２人の息子は共に父が再びＡＣミランのピッチで輝きを解き放つ姿を心待ちにしていることだろう。なおイブラヒモヴィッチとＡＣミランとの契約は最終年度に入っており、現役続行も含めていまのところは不透明となったまま。