2023/03/28
2023/03/01
退場処分を受けたモウリーニョ監督、審判を痛烈批判「記憶に問題がある」

©︎IMAGO/Gribaudi/ImagePhoto
ASローマがセリエA最下位USクレモネーゼに敗戦を喫した試合、その前半ではフランク・ツァジュウトによる先制ボレー以外はこれといった見どころのない試合展開となっていたが、後半ではその注目はASローマのコーチングゾーンへと釘付けになった。
開始わずか5秒でそのツァジュウトとローマのCBクンブラが空中戦で衝突、そこで足を蹴られたクンブラはピッチに倒れ込んだが主審はプレー続行を判断。だがその20秒後ほどしてプレーの中断を利用する形で、サイドラインで怒り心頭のジョゼ・モウリーニョ監督のもとへと向かうと、第4審判員と口論になっていた『スペシャル・ワン』に退場を宣告したのだ。これにさらに激怒した指揮官だったが、アシスタントから宥められたのにち退場。
試合後「今日起きたことは初めてのことだ」とクラブメディアに対して語った同氏は審判団、特に第4審判員について「記憶の問題を抱えている」と痛烈に批判。「いったい何が起こっていたのか、ちゃんとそれを伝えて欲しいといったのだがね」と言葉を続けた。
これで3度目の退場処分となった、先月に還暦を迎えたポルトガル人に対して、どのような処分が下されるかはまだわからない。ただいずれにしても週末のユベントス戦での不在は確実で、とりわけチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指していくためにも、それに関わらずASローマとしてはここで奮起をみせていかなくてはならない。