2023/03/23
2023/03/02
残留争いのカディス、誤審騒動エルチェ戦の再試合をCASに訴え

©︎Getty Images
スペイン1部のカディスは、1月16日に行われた最下位エルチェ戦において、1点差でリードしていた後半81分にオフサイドがあったにも関わらず、VARも気づくことなく同点とされ痛み分けに終わったことについて、スペインサッカー連盟に最後の9分間の再試合を要請したが受け入れられなかったことから、水曜日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えを起こしたことを明らかにした。
そこでは再試合のほか、それまではリーグ戦全体の中断についても盛り込まれており、「審判団による重大な誤審」によって「カディスの損害と被害が増大していくことを防ぐ」ためであると説明。現在16位と残留争いの最中にあるカディスは、もしも勝点2が加われば12位エスパニョール・バルセロナと並ぶなど、スペイン1部の下位争いは19位ヘタフェから12位まで勝ち点差5と混沌化。そのため今回の訴えは「競技面における健全さ」を守るため避けられないとした。