2023/03/04
レイプ容疑のアクラフ・ハキミ、練習には参加。弁護士は容疑否定。

©︎IMAGO/Icon Sportswire
パリ・サンジェルマンのアクラフ・ハキミが、強姦罪の疑いで現在、司法の監視下に置かれていることが明らかとなった。これは木曜日に同選手の事情聴取を行ったナンテール検察庁がAFP通信社の取材に対して明かしたものであり、ただハキミの弁護士を務めるファニー・コラン氏によると、この告発は「虚偽」に基づくものだという。
先週の土曜に同じ年齢である24歳の女性が、自宅で強姦されたと訴えており、ただ告発自体は望まなかったもののその証言の重大性から捜査が開始。現在ハキミは司法の監視下に置かれ、被害者とされる女性への接触が禁じられており、ただフランス国外への出国は許認されていることから、来週水曜に控えるCL16強セカンドレグ、バイエルン・ミュンヘン戦では出場することは可能。
クリストフ・ガルティエ監督は金曜の記者会見にて発言を避けたが、ただ練習にはこの日参加しており、パリ・サンジェルマンは「クラブとしてはこの疑惑を断固として否定する」とハキミに対する「支持」を強調。一方で女性の弁護士は「彼女は司法にのみ話すことを選択しており、特に彼女の安全をまもるためメディアに持ち込むことは希望していません」としている。
2018年から2020年までレアル・マドリードから、ボルシア・ドルトムントへとレンタルで加入していた経験ももつモロッコ代表は、2021年夏に移籍金7000万ユーロでインテル・ミラノからパリ・サンジェルマンに移籍。今冬に開催されたカタール・ワールドカップにて準決勝しており、先日のFIFA年間男子ワールドベスト11にも選出されていた。