2023/03/07
ネビル氏も「うんざり」、批判のブルーノ・フェルナンデスに対しテン・ハフ監督の反応は?

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先日マンチェスター・ユナイテッドがリヴァプールFCに歴史的大敗を喫した直後、マーカス・ラッシュフォードは「すぐにでもまた試合をしたい」とリベンジに闘志を燃やすツイートを投稿していたが、しかしながらキャプテンを務めていたブルーノ・フェルナンデスが同じ気持ちを抱いているとは想像し難い。確かにこの日の大敗についてエリック・テン・ハフ監督は、「プロらしくなかった」「チーム全体」について批判を述べていたのだが、ブルーノ・フェルナンデスは多くの人々からの批判の矢面に立たされているところ。
確かにプレミア屈指のMFで今季のマンU飛躍の中心的存在の1人となっている同選手は、ハリー・マグワイアの代わりにキャプテンマークを巻いてチームを牽引。だが解説者を務めたガリー・ネヴィル氏が「いろんな点でよくない」「恥ずべきパフォーマンス」と酷評した理由は、プレー面のみならずそのピッチ上での振る舞いにもあった。常にオーバーリアクションで、審判や「チームメイトに対しても身振り手振りで、そして後ろに戻ってくる動きはない。もうウンザリだよ」とコメント。この日は線審を突き飛ばしており、長期的にキャプテンへの希望ももつとされるフェルナンデスから、即座に腕章を奪うべきだとの声さえあがっている。
ただ最も今回の批判ポイントとなっていた後半83分のジェスチャーに関しては、誤解だった可能性があるようだ。この日の6失点目の後にフェルナンデスが交代を求めるジェスチャーをしているようにみえていたのだが、英国メディアによるとこれは単にその直前に行われたテン・ハフ監督の入れ替えによって、自分がどのポジションでプレーすべきかを明確にするよう求めたにすぎなかった模様。サン紙によればテン・ハフ監督からの信頼は揺るぎないもののようだ。それでもそのボディランゲージへの改善を求める声は今にはじまったことではなく、今回の試合は忘れたい過去かもしれないが、むしろ奮起の機会としていきたい。