2023/03/28
2023/03/11
クルド差別問題:ブルサスポルに9試合の無観客処分

©︎imago/Seskim Photo
国営通信Anadoluによるとトルコサッカー協会の規律委員会はトルコ3部ブルサスポルに対して、9試合の無観客処分と1万6000ユーロの罰金処分を命じる判断を下したという。3月5日に開催されたリーグ戦において、対戦相手のアメドスポル側の役員によれば、選手に対する人種差別が口にされ、また身体的攻撃も行われていたと証言。
クルドの大都市ディヤルバキルに本拠地を構え、長年にわたって人種差別や差別に直面してきた背景があり、この試合でクルド人迫害を象徴する内容が掲揚されていたとのこと。さらにGKカントゥグ・テメルが明らかに物が投げつけられて転倒し、加えて選手同士の衝突や機動隊が物の投棄から盾で身を守る姿さえ見受けられる波乱となったが、それにも関わらず試合は最後まで実施。ブルサスポルが2−0で勝利で勝利をおさめた。