2023/03/12
コンテ監督「リシャリソンは最悪のシーズンと言った?正しいじゃないか」

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チャンピオンズリーグ16強にてACミランの前に敗退を喫した後、トッテナム・ホットスパーではいまもなお激震が続く。試合後にこの日のベンチスタートとなったリシャルリソンが不満を爆発、特に説明をしなかったことも含めて批判を公言し「今シーズンは本当に最悪だ」と公言していたのだ。
そんな中でノッティンガムとのホーム戦を前にアントニオ・コンテ監督は。このことについて問われ「リシャルリソンは自分のシーズンが最悪だ、と言ったのだろう。それは正しいじゃないか」とコメント。確かに順調な出だしこそみせたが「うちではリーグ戦でいまだ無得点、チャンピオンズリーグでは2得点だ。実に正直ではないかね」と言葉を続けた。
そして「彼は僕、僕、僕、とばかり話しており、僕たち、という言葉を使っていない」ことも併せて指摘。「それはつまり自分勝手で自分本位で、クラブや他選手のことは考えていないということでもある」と断言。だからこそFA杯でhのシェフィールド戦やリーグ戦でのウォルバーハンプトン戦での敗戦などを経て、チームスピリットを改めて再認識させた考えを強調する。
当然ながらこれからのリシャルリソンの出場時間の増加を約束するようなことはなく、「選手自身もよくわかっているし、彼は謝罪していた」とも説明。そして改めて「彼のシーズンも、そして私たちのシーズンもまだ終わったわけではないのだ。彼がプレーに値すると判断すればチャンスを与えるし、そうじゃなければ他の選手にチャンスが与えられることになるだろう」と語った。
一方でコンテ監督自身についても進退問題が伝えられているところであり、すでに後任候補としてはトーマス・トゥヘル監督やマウリシオ・ポチェッティーノ監督ら、著名な指揮官らの名前も。ガーデイアン紙によれば早期の別れの可能性さえ封じたが、先日に胆嚢の手術を受けたコンテ監督は「クラブは私の考えを知っているし、私は死ぬ覚悟でシーズン最後まで指揮をとる。まぁ、本当に死ぬようなことはしないが」と述べている。