チェフェリンＵＥＦＡ会長、ＣＬ決勝での不手際を謝罪「今後２度と起こらないよう」

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　ＵＥＦＡのアレクサンデル・チェフェリン会長は２０２２年チャンピオンズリーグ決勝、レアル・マドリードvsリヴァプールＦＣ戦にて発生した混乱について、改めてインタビューで謝意を示した。この試合で発生したスキャンダラスな組織的不手際について、これまで長きにわたり沈黙を続けてきた同氏は、ゲイリー・ネビル氏のYoutubeチャンネル『The Overlap』におけるインタビューの中で、今回はじめて人命をも奪いかけた出来事について「謝罪をさせていただきたい。決してこのようなことは２度と起こらないようにする。それが何より私にとって大切なことなんだ」とコメント。「私が試合にいったとき、スペイン国王との会談があったのだが、その時に誰かがやってきてスタジアムのアクセスに混乱が生じているとの話を聞いた。当時はそれがどれほど深刻なものかまではわからず、フランス警察も私たちと連絡をとっていたわけではなかった」とのこと。

　そして「私を信じてほしい。ＵＥＦＡの中でこのことを非常に残念に思っていない人間など誰一人としていない。このようなことが２度と起こらないよう、これからいったいなにを　できるのか。それが主なテーマとなっている。最悪の事態だけは避けられたのは幸いだったし、ロンドンでは（ユーロ２０２１）スタジアムの警備は地元の警察でＵＥＦＡではなく、明らかにうまくいったといえないものでもあったのだから、もっとうまく地元当局と連携を図っていく必要があるだろう。２度とこのようなことが起こらないように」と言葉を続け、そしてチケットのなかったリヴァプールファンのせいに当初していたことは「我々のミスだ。あのとき何が正しくて、何が間違っているのかも確認が困難であり、おかしな情報も入ってきていた。本当に何が起こっているのか、その度合いさえ判断できていなかったんだよ」と述べている。