2023/03/16

インファンティーノFIFA会長、対立候補不在で再選

©︎IMAGO/Uk Sports Pics Ltd

ジャンニ・インファンティーノFIFA会長が再選をはたしたことに、特に驚きを覚えるような必要はないだろう。対立候補が不在のなかでそれは形式的なものでしかなく、各国の協会から過半数を超える支持を集めて、2019年以来2度目となる当選を果たした。

 これにより少なくとも2027年まで任期が延びた52歳は「私を愛してくれる人々、そして私を憎んでいる人々、それは少数だとはわかってはいるが、私はその皆さんのことを愛している」と喜びを表現、「サッカー界を1つにするため」これからも取り組み続けていく考えを示している。

 なおドイツサッカー連盟のべルント・ノイエンドルフ連盟会長は水曜に、「再選を支持しない」考えを表明しており、「ここのところ様々な問題に対して、FIFAからの情報は皆無、もしくは不十分なものしか得られていない」と説明していた。

 ちなみにインファンティーノ会長の任期についてはまだ曖昧なところがあり、ブラッター前会長から2016年より後を継いだスイス系イタリア人は、最初に当選となった2019年までの3年間を正式な任期としてみなさず、むしろ2031年まで務める可能性が高い。12月の時点で「2023年3月16日から私の二期目がはじまる」と、インファンティーノ氏はみずからこのことを強調していた。

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