プレミアでの飛躍、賭博規約違反、人種差別問題。激動のトニーがイングランド代表から招集

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　きたる３月２３日のイタリア代表戦、そして３月２６日にウクライナ代表戦に向け、イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は、代表メンバー２５名を発表。そのなかにはボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガムらとともに、イヴァン・トニーの名前も見受けられていた。

　２７歳のストライカーは２０２２年秋に初招集を受けており、ただそのときには出場機会はなし。今季ブレントフォードにて１６得点をマークしプレミア３位につけるなど、飛躍のシーズンを迎えている同選手にとっては今回バースデー招集というのは最高の贈り物となったことだろう。

　とりわけトニーといえば昨年末に２６２を超える賭博規則違反によって告発され、ＦＡから出場禁止処分を受ける可能性があるアタッカーだが、サウスゲート監督は「裁判も決定もされておらず、自分のクラブでプレーしているから起用は可能だろう」との見方を示しており、「指名できない理由がむしろ見当たらない」と説明。

　なおトニーは最近は別のことでも注目を浴びており、ある男性がインスタグラムにて人種差別的な中傷を投稿すると、それをトニーは公開してその人物が処分を受けるまでに至っており、クラブ側はこの件について「画期的」と賛辞をおくっていた。