年明けから未勝利のクリスタル・パレス、ヴィエラ監督解任を発表

©︎IMAGO/Sebastian Frej

　クリスタル・パレスとパトリック・ヴィエラ監督との協力関係に終止符を打った。スティーブ・パリッシュ会長は、クラブの声明の中で「プレミアリーグに残留するためには、変化が必要だと感じていた」と明かしており、順位表の上では１２位ながら降格圏までの差は３差にまで迫られているところ。

　かつて選手として世界にその名が知られたヴィエラ監督は、数日前に「自分で納得いっているし、重要なのはチームの改善にある」と意気込みをみせていたのだが、とりわけ２０２３年に入ってから１２試合で未勝利が続いており、水曜夜にはブライトンに０−１で敗戦。３連敗となったところでクラブ首脳陣はヴィエイラ監督の解任という判断に至っている。

　　「非常に辛い気持ちでの決断だ」と強調したパリッシュ会長は、２０２１年就任以来「興味深いサッカーをみせていた」　「パトリックの影響」に称賛も。かつてはニューヨーク・シティＦＣやＯＧＣニースでも指揮をとった同氏の今後は不明で、またクリスタル・パレスにおける後任人事もまた発表はなされていない。

Crystal Palace Football Club can confirm that Patrick Vieira has left his post as First Team Manager.#CPFC

— Crystal Palace F.C. (@CPFC) March 17, 2023