2023/03/21

クラシコで再び敗戦も、アチェロッティ監督は高評価。「ただオフサイドが…」

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 この2週間半の間にレアル・マドリードは2度、FCバルセロナとのクラシコにおいて敗戦を喫することとなった。1度目はコパ・デル・レイでの1stレグにて。そして今回はリーグ戦の行方を大きく決定づける可能性がある直接対決において。それでもカルロ・アンチェロッティ監督からはむしろ、興味深い発言が飛び出している。「このようなプレーを続けていくことができれば、シーズンを終えることには何か成果を手にしているはずだ」

 そう確信を述べた63歳のイタリア人指揮官は、「我々がみせた戦いぶりを誇らしく思っているよ。決して敗戦に見合った試合ではなかった」ともコメント。だが実際にはレアル・マドリードがあげた得点はオウンゴールによるものであり、それ以外はこれといってテル=シュテーゲンの出番さえあまり見受けられていなかった。ただ1度は2−1とリードしたかに思われたアセンシオのゴールはオフサイドと判定され、最終的にはロスタイム弾で沈んでいる。

 今冬に開催された「ワールドカップではオフサイド判定技術が導入されたが、(ラ・リーガにおいては導入されておらず)「オフサイドの安定については、私はまだ疑いをもっているよ」とアンチェロッティ監督。そしてチームパフォーマンスについては、リーグ戦ではこれで勝ち点差が12まで広がったにも関わらず、「スーパーカップ後には私は疑問を感じずにはいられなかったが、今回の試合では最初から最後までやり遂げており疑いの目を向けることなどできない」と総括。「オフサイドの判定によって勝利できなかった」と言葉を続けた。

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