色褪せぬカリスマ：イブラヒモヴィッチがセリエＡ最年長得点記録

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　王の帰還である。ズラタン・イブマヒモヴィッチは土曜夜に開催されたウディネーゼ・カルチョでの勝利にて得点をマーク。それはコリエ・デロ・スポストが報じたように、「１４ヶ月ぶりの先発で、ＡＣミラン史上最年長でのキャプテン」を務めた特別な試合で、勝利に導く復活弾を４１歳と１６６日という、セリエＡ史上最年長得点記録を樹立するものでもあった。

　ただイタリア各紙はイブラモヴィッチのゴールも、むしろ「それでミランを浮上させるには十分ではない」（Tuttosport）と報じるなどむしろ、足並みの揃わぬチーム状況を指摘する声があがっており、ガザッタ・デロ・スポルトは「４０歳を超える選手を先発で起用することは決して健全なこととはいえない」との見方を示している。

　しかしながらいずれにしても４０歳を超えて膝に大きな手術を受けたにも関わらず、再び復活への道を歩み始めたカリスマは、その勢いをクラブだけにとどまることなく、今年最初の代表戦期間においてもスウェーデン代表への復活が発表。３月２４日のベルギー戦、そして２７日のアゼルバイジャン戦にむけて招集を受けた。