2023/06/05
2023/03/21
サウサンプトンとの痛み分け後、去就注目のコンテ監督がチーム全体へ口撃

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トッテナム・ホットスパーの状況は悪化の一途を辿っている。今冬のワールドカップでシューティングスターとなったリシャルリソンが不満を公言したことで話題となったばかりだが、さらにアントニオ・コンテ監督はサウサンプトンとのドロー後に今度はチーム全員の姿勢について指摘。「11人の自分勝手な選手たちが、互いに助け合おうともすることなく、心無いプレーをみせていた」と評価。「ここではプレッシャーのかかる中でのプレーから逃げているかのようだ。我々はもはやチームではない。その目には炎は見受けられていない。そんなことにここは慣れきってしまっている。」と言葉を続けている。
すでにFA杯とチャンピオンズリーグで敗退を喫したスパーズはリーグ戦においても3月の5試合で1勝しかあげられておらず、来季のチャンピオンズリーグ出場権確保さえ危うい。今夏で契約満了となり去就問題も取り沙汰されているイタリア人指揮官は、さらにクラブ首脳陣に向けても「それはトッテナムが抱え続けてきた問題だよ。20年いるオーナーがいる間で、ただの1度もタイトルを獲得したことがない。それは一体なぜだろうか?それはクラブのせいでもあり、これまで指揮をとってきた監督それぞれにもよるものだろう」と攻撃を展開した。「監督を変えることはできる。でも状況はそう変わるものではない。信じて良い」