セビージャ、サンパオリ監督の解任を発表。後任はメンディリバル監督

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　昨年１０月よりフレン・ロペテギ監督の後任として就任した、ホルヘ・サンパオリ監督。かつて２０１６／１７シーズンにはクラブ史上４番目となる勝ち点を稼いだ指揮官の復帰には期待が集まり、実際にセビージャＦＣは得意のヨーロッパリーグで準々決勝進出も果たしたのだが、しかしながらそのマンチェスター・ユナイテッド戦をサンパオリ監督は外から眺めることになる。ヘタフェ戦での敗戦後にクラブ側は、リーグ戦での成績不振から再び袂を分つことを明らかにした。

　６３歳の指揮官はクラブの凋落の救世主とはなれず、冷静に解任について受け止めながら「ただ私は常に正しい姿勢で仕事に取り組んできた。ヨーロッパリーグでの準々決勝進出は努力の賜物であり、その点で私は胸を張ってクラブを後にすることができる」とコメント。「サッカーでは時に心血を注いで取り組んだとしても結果として報われないことがある。ただこのクラブのために全身全霊で臨んだことへの後悔はない」と言葉を続けた。

　なお後任はホセ・メンディリバル氏で、すでに解任発表の夕方から最初のトレーニングを指揮。直近では２０２１/２２シーズンにリーガ・エスパニョーラのデポルティーボ・アラベスの監督を務めた経験をもつ６２歳は、そこでバスクの凋落を防ぐことができず、２０２２年５月に解任が宣告されている。