2023/03/22

トッテナム、コンテ監督解任ならばメイソン氏が暫定監督で指揮?

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 イングランドのメディアによれば先日サウサンプトン戦にて痛み分けを演じたトッテナム・ホットスパーでは、アントニオ・コンテ監督の去就についてクラブ首脳陣が集中的な協議に入っており、そしてどうやらダニエル・レヴィ会長もそれに同意する機運が高まってきているようだ。英紙ガーディアンによればチーム内の大多数が、イタリア人指揮官の即時退任に賛同しているという。

 2021年11月から指揮をとる53歳は、ここ数週間はスパーズにおける不振への不満を繰り返し口にしており、昨夏に移籍金6000万ユーロで獲得しカタールW杯で活躍をみせたリシャルリソンや、一部のファン、さらには日曜日にはクラブ首脳陣に対する苦言を呈していた。

 その後にクラブに対してそれは、あくまで選手のみに向けたものと説明したようだが、コンテ監督は私生活では3人の友人の死に対応しなくてはならず、さらに自身も先月に胆嚢の手術を実施。回復直後に臨んだCLではACミランの前に敗退を喫し、またリーグ戦においても思うような成果があげられておらず、辛い日々を過ごしてきた背景がある。

 契約をこの夏まで残している同氏の後任については、すでに数週間前から憶測が飛び交っており、例えばフリーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督やトーマス・トゥヘル監督らが浮上。ただむしろ夏に就任することを好む傾向であるのは想像に難くなく、そのため現在コンテ監督の下でアシスタントを務める、ライアン・メイソン氏が今季終了まで在帝監督を務める可能性があるだろう。

 かつてジョゼ・モウリーニョ監督退任後にもメイソン氏は、2020/21シーズンと4勝2敗、マンチェスターCとのリーグカップ決勝で0−1と惜敗など、まずまずの成績をおさめた経験を持ち、31歳という若さもある指導者については、クラブ内でも高く評価されているようだ。

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