2023/06/05
2023/03/26
バルサのガビがトップチーム登録が無効に、バルサ側は再上訴の構え

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FCバルセロナ期待の若手FW、ガビのトップチームへの登録が正式に無効となったことが明らかとなった。これはリーガ・エスパニョーラの公式サイトで伝えられたものであり、そもそもリーガとバルサは1月の時点でガビの登録をめぐり争いとなっていた背景がある。リーガはサラリーキャップの上限を超えているとして登録を拒否、一方のバルサは商業裁判所へと赴き、そこで処分の差し止め命令を得ることに成功。
20日間の執行猶予付きとなったのだが、しかしながらバルサ側が肝心のその期日を1日オーバーしたためにリーガ側が改めて上訴。商業裁判所はリーガ側の訴えを支持し、「登録不可」となった事へのクラブ側の上訴は弱化されてしまった。そのためガビは現在は下部チーム選手として登録。ただこのことがひとまずは大きな問題となることはない。無論たとえ下部チームの選手であろうともトップチームでの出場は可能のためだ。ただリーガの規定で1〜25の番号はトップチームに限られるため、背番号は6から30に変更ではあるが。
それでは夏の移籍市場に向けての影響は、どうか?英紙アスレティックによるとガビは昨年9月に延長した際に、2023年6月末日までにトップチームに登録されない場合には、フリートランスファーにて退団が可能となる例外条項も付随させている模様。ただスペインのマルカ紙によればそれでもバルサ首脳陣は退団を危惧しておらず、一方ですでに今回の判決に対する再度の上訴に向けて取り組んでいるところ。