トッテナム、アントニオ・コンテ監督の退任を発表。

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　トッテナム・ホットスパーはアントニオ・コンテと袂を分つことを発表した。もともと契約を今夏まで残していたイタリア人指揮官については、いずれにしてもその時までにはクラブを後にするとみられていたが、後任としてはひとまずクリスティアン・ステッリーニＡＣがシーズンいっぱいまで務めることになるという。解任の理由について、レヴィ会長は「リーグ戦のこり１０試合というところで、我々はチャンピオンズリーグ出場権をかけ戦っている。ここで全員一丸となって最高の結果を掴み取る、そのために全員が自分たちそれぞれの役割を果たさなくてはならないんだ」と語った。

　確かにトッテナムはまだリーグで４位とチャンピオンズリーグ出場圏内にはいるが、５位ニューカッスルとの勝ち点差はわずか２、そして息を吹き返してきたリヴァプールも６位とこれを追いかけているところ。加えてＣＬではＡＣミランに１６強で敗退、さらにＦＡ杯では格下のシェフィールドの前に敗退するなど、成績不審が理由の１つであることは確かだろう。ただその一方でコンテ監督はここのところ、選手やクラブ上層部に対する批判を公に展開しており、むしろ自らこの流れを後押しする形で「両者合意」の受けでの退任という結果を迎えた格好だ。