2023/06/05
2023/04/03
クロップ監督、4失点で敗戦も「マンCに感謝」

©︎IMAGO/Sportimage
「試合開始から93分まで、我々はほぼ完璧なパフォーマンスをみせていた」リヴァプールFCとの対決を制した、マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は試合をそう総括した。この試合では負傷のためエルリング・ハーランド不在という中で臨んでいたにもかかわらず、シティは対戦相手のユルゲン・クロップ監督からむしろ、感謝されるほどの猛攻をみせていた。特に後半の立ち上がりからデ・ブライネ(46分)、そしてギュンドアン(53分)に立て続けに失点を喫し、「好きなようにさせてしまっていた。むしろあそこでシティがガツガツ点を取りにこなかったことは幸運といえる。あれ以上の追加点がなかったことに感謝したい。そうじゃなければかなりの結果にもなっていたはずだから」とコメント。
ただ前半に関しては見事な攻撃からモハメド・サラーが先制するなど、総じてみて「組織としての」力をみせてはいたのだが、しかしながらそこで追加点を決めきれず逆にアルバレスに同点ゴールを許すことに。これにはグアルディオラ監督も「0−1と追いかける展開ではあったが、うまくプレーしていた」と賛辞を贈る。そして後半からの失点についてクロップ監督は「どのあたりを警戒すべきから指示できるが、それでもワンツーで打開されてしまうと難しくなるよ」と述べ、「ここで説明すべきだろうが難しいね」を舌を巻いたが、これにハーランドがいればどうなったのか?たらればに過ぎないとはいえ確かに、その貪欲なマンCの更なる餌食となっていた可能性は否めない。