2023/04/04

CL前哨戦でACミランに大敗も、スパレッティ監督は前向きさ強調

©︎IMAGO/Insidefoto

 2月を終えるまでSSCナポリは、ホームで11試合連続無敗を誇ってきた。だが3月はじめのラツィオ戦では0−1と初黒星、そしてその1ヶ月後には今度は昨年度王者ACミランの前に0−4と敗戦。これは2007年12月にアタランタを相手に喫した1−5以来となる大敗劇となってしまった。

 ただそれでもリーグ戦では2位に勝ち点差16をつける独走体制で、今回の敗戦も吸収できる状況にはある。ただここまで順調にあゆみを進めてきた選手たちにとって、今回の敗戦の味がどう影響を及ぼすことになるのか。スパレッティ監督は「これが奈落の底の入り口ではなく、1つの穴であることを願いたい。これまではうまく立ち直りをみせてきたが、果たして今回はどうなるだろうか」とコメント。

 特にACミランはチャンピオンズリーグ8強でこれから対戦する相手でもある。「我々はパスの質が低かったし、リードされてからのリスクをかけすぎていた。またラインの間にスペースがあったし、ミランはそこで素晴らしいプレーをみせていたよ。良い立ち上がりを見せていたし、我々が与えたスペースをうまく利用していた。逆に我々は低調なものとなってしまった」とスパレッティ監督。

 ただことCLという舞台に関しての影響としては「わからない」とし、「チャンピオンズリーグは常に前向きにさせてくれるものだから」と期待。果たしてそれに選手たちが応えられるかどうか。それはまず4月12日に敵地ジュゼッペ・メアッツァで行われるファーストレグにて確認することになる。

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