チェルシー：「火消し役」にレジェンド、ランパード監督の復帰を発表

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　チェルシーＦＣはグレアム・ポッター監督の後任として、フランク・ランパード監督が復帰することを発表した。現役時代ではクラブのレジェンドとして活躍していた元主将（６４８試合、２１１得点、１４５アシスト）は、２０１９年から２０２１年まで監督を務めており、移籍禁止の制裁下にありながらも初年度で４位に導く手腕を発揮。ただ２年目はパッとせずにポッター監督の前任者となるトーマス・トゥヘル監督に後を譲っていた（在任期間中の平均勝ち点数は１．７５）。その１年後からはエヴァートンＦＣの監督を務めるも今年１月に解任。そのため現在はフリーとなっている。

　「次期監督を包括的に模索していくにあたり、クラブとファンの皆様へ今シーズンの残り期間、明確かつ安定したプランをもたらしたいと考えていた。我々は成功の可能性を最大限に引き出したいと考えており、フランコは我々をそのゴールへと導くため必要な全ての資質を兼ね備えた人物と確信している」と、共同オーナーであるトッド・ベイリー氏とベヒダッド・エグバリ氏は共同声明にて発表。ロンドン生まれの４４歳には早速大仕事が待ち構えており、ＣＬ出場権獲得ためのリーグ戦では上位４クラブと勝ち点１４まで開いた状況からの巻き返しを、そしてチャンピオンズリーグではレアル・マドリードとの準々決勝が控えている。