2023/06/03
2023/04/12
ベンフィカのシュミット監督、インテル戦での敗戦を総括。「そういうことだ」

©︎IMAGO/NurPhoto
火曜夜ではポルトガルのリスボンにあるサン・ドミンゴス・デ・ベンフィカ地区において、ベンフィカのファンたちは先日に契約を延長したロジャー・シュミット監督への賛辞を送りつつ、これまで無敗を誇ってきたチャンピオンズリーグでの更なる飛躍を選手たちに期待し、試合を見守っていた。だがその結果で目にしたのは0−2という今季初のCL敗戦劇であり、しかしも先日のFCポルト戦での敗戦と続き、今季初の連敗というおまけもついてしまった。
試合後シュミット監督は、ドイツ通信社に対して「彼らは数少ないチャンスをものにしていた。我々もまた同じだけの数のチャンスがあったと思うが、でもそれをものにすることができなかったよ」と総括。「つまりそういうことだ」と言葉を続けている。
実際にこの試合の前半は互角の戦いを演じた両者だったものの、後半53分にニコロ・バレラがヘディングで先制、さらにこ82分にはロメル・ルカクがPKを沈めて万事休す。一方でここまで自慢のオフェンスを支えてきたラファやラモスらはこの日は絶好機を迎えるもゴールネットを揺らすまでには至らなかった。
これによりベンフィカは来週水曜に開催される。イタリア・ミラノのジュゼッペ・メアッツァに、非常に大きな重荷を背負って臨むことを余儀なくされており、4強進出の夢は大きく遠のいてしまう結果に。それでも56歳のドイツ人指揮官は敵地での勝利の可能性について「もちろんある」と、ただ少しだけそっけなく答えていた。