2023/06/05
2023/04/15
シュチェスニー、大事には至らずも「本当に怖かった」

©︎IMAGO/ZUMA Wire
木曜夜に行われたヨーロッパリーグにおけるホーム戦での勝利は、ヴォイチェフ・シュチェスニーの突如の交代により影を落とすこととなった。突如として体調不良を訴えたゴールキーパーは、涙を浮かべながらそのままピッチを後にすることを余儀なくされていたのである。ただその後にユベントス側は「初期診断の結果では大事にはいたっていない」ことが発表しており、それから同選手自身もスカイ・スポーツ・イタリアに対して、「あんな経験は初めてだった」とコメント。「突如として息苦しくなって、本当に恐ろしさを感じていたんだ」と明かしている。ただそれでも「すべての検査を行った結果で、問題は確認されなかった」とオールクリアを宣言。「たぶん疲れていたんだと思う」と述べ、冗談を口にできるほどの落ち着きを取り戻しているところ。
サプライズ判決:部分的無観客処分撤回
またもう1つユベントスを安堵させる知らせとなったのが、コッパ・イタリア準決勝インテル・ミラノ戦において、相手FWルメル・ルカクのPKの際に観客席から猿真似の声が浴びせられるなど人種差別行為が行われたことをうけ、本来は5000人ほどの部分的無観客処分が見込まれていたものの、イタリアサッカー協会スポーツ裁判所はこれを却下するサプライズ判決。これでナポリ戦では満員の観客を動員することが可能となった。