一気に３位浮上も？ユベントスが勝ち点１５剥奪の取り消しを目指す

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　水曜日にユベントス・トリノとクラブ関係者は、勝ち点１５と没収の取り消しを目指し、イタリアオリンピック委員会のスポーツ裁判所へと臨んだ。これはＵＥＦＡも介入した財政詐欺と不正会計により、イタリアサッカー連盟から勝ち点１５の剥奪が言い渡されていたもので、2018年、2019年、2020年だけでも架空の選手評価によって、クラブのバランスシートは1億1500万ユーロも装飾されたとされている。

　またコロナ関連の給与免除に同意した23人に秘密裏に支給していたことが問われており、今回のイタリアオリンピック委員会の裁判所は早ければ、４月１９日にも棄却か受理して判決を覆すかの判断を選択する見込み。もう１つの可能性は「動機が明確ではないため新しい裁定で評価する必要がある」とイタリア・オリンピック委員会のウーゴ・タウセル氏が述べているように、上訴を受け入れて差し戻し、イタリアサッカー連盟で見直しをはかることも考えられるだろう。

　ガゼッタ・デロ・スポルトでは１５の勝ち点を減らす可能性もあるようだ。ちなみにもしも勝ち点１５が全て戻ってきた場合には、ユベントスは一気に３位にまで浮上しＡＳローマ、ＡＣミラン、インテル、アタランタを上回って、チャンピオンズリーグ出場圏内へと浮上することになる。