ＡＣミラン、オリヴィエ・ジルーと契約を来夏まで延長

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　既報通りオリヴィエ・ジルーはＡＣミランとの契約を延長した。その貢献度の高さは数字をみるだけで一目瞭然であろう。これまで出場した７６試合で３６歳のストライカーは２７得点をマーク。かつてモンペリエ、アーセナル、チェルシーでプレーしてきた同選手は、相手を惹きつけ対人戦で力を発揮する、ターゲットプレーヤーとしてのクオリティをもたらしてくれる存在だ。さらに昨季のリーグ優勝の原動力の１人にもなっており、今季はＣＬ８強ナポリ戦で貴重な同点弾。４強進出にも貢献するなど、若手選手にとってはそのリーダーシップも貴重な資質だ。

　またジルー自身もかつてクラブへの愛着を熱く語っており、昨季の優勝後に『Tuttosport』のインタビューの中で、「このリーグ優勝はすごいよ。長いキャリアの中でタイトルを獲得してきたけど、でもこれはとても特別なものだ。特別な絆で結ばれている選手やファンが１１年間待ち焦がれていたものであり、このチームの一員であることを誇らしく思う。それに僕はミラノは若い頃に好きだったクラブで、ファン・バステン、パパン、シェフチェンコらは憧れの存在だった」と述べていた。きっと今回の２０２４年までの延長の喜びもまた、ひとしおだろう。