2023/04/25

マンCとの首位攻防戦を前に、アルテタ監督「サウサンプトン戦で勝利できていたら」

©︎IMAGO/Sportimage


 当然、ミケル・アルテタ監督も、その状況を十分に認識している。FCアーセナルでは水曜夜に、2位のマンチェスター・シティとの首位攻防戦が控えており、この試合に勝利すれば勝ち点差は8になる一方、敗戦すれば逆に勝ち点差は2まで縮まるということを。そしてさらに、マンチェスター・シティはアーセナルよりも試合数が2つ少ないため、この第33節で引き分けになっても、第38節までに自力で優勝する可能性が残ってしまうのだ。

 そんな王者からの重圧を受けてのものか、それとも2004年以来の優勝に向けた自己のプレッシャーをかけてのものか、ここ3試合でアーセナルはリヴァプール戦とウェストハム戦(ともに2-2)に続いて、サウサンプトン戦でも3-3と痛み分けを演じており、「常に最重要試合は、次の試合だよ」と語る指揮官は、「私がキャリアで経験した中で最も重要なビッグマッチは、サウサンプトン戦だった。もし勝っていたら、良い立場にいられたんだからね」と言葉を続けた。

 それでも、プレッシャーに晒されたために結果が出なかったと思うかとの質問には、「そうは思わない」と答え、「シーズン序盤でも、思い通りに事が運ばなかった時期があった」と指摘。水曜夜に迎えるこの大一番で、今回こそアーセナルがここで結果を出せば、優勝への大きな前進につながることになるが、それ以上でもそれ以下でもないと、アルテタ監督は強調した。「プレミアでリーグ戦をあと5試合戦うこと、それは十分にタフなことなんだよ」

International Internationalの最新ニュース