2023/04/25

クロップ監督がモイーズ監督を称賛。「彼にいてもらわないと!」と語る理由

©︎IMAGO/Pro Sports Images

 プレミアリーグでは20クラブ中、すでに12クラブにおいて監督交代が敢行された。ウェストハム・ユナイテッドを率いるダヴィド・モイーズ監督も同じく、解任の危機に瀕しているとの声も上がっていたものの、最近の上昇気流によりむしろ安泰化。このことは、リヴァプールFCを率いるユルゲン・クロップ監督も喜ばせているようで、「開幕前にモイーズ監督は、唯一の私よりも年上の監督と言われていたからね。だから彼のことを応援してきたよ。残ってもらわないと困る!」と、対戦を前にドイツ人指揮官は満面の笑顔を浮かべてコメント。そして改めて「彼とはもう7年の付き合いになるが、本当に素晴らしい仕事をする人物で、人間としても素晴らしい。トップコーチの1人だよ」と賛辞をおくっている。

 プレミアリーグでは、すでに20チーム中12チームで監督交代が行われており、ウェストハム・ユナイテッドの監督であるダヴィド・モイーズもまた、解任の危機に瀕していた。しかしながら最近の好調ぶりによって安泰化。これに対し、リバプールFCの監督であるユルゲン・クロップは、「開幕前には、モイーズ監督は唯一の私よりも年上の監督と言われていたから、彼を応援してきたよ。彼が残ってくれないと困る!」と、対戦を前に満面の笑顔を浮かべてコメント。そしてドイツ人指揮官は改めて、「彼とはもう7年の付き合いになるが、本当に素晴らしい仕事をする人物で、人間としても素晴らしい。トップコーチの1人だよ」と賛辞をおくっている。

 しかし、リバプールとしても、最近の勢いを、今回のウェストハム戦にぶつけていきたいところだろう。「これからも自分たちの力を発揮し続けていかなくてはいけないよ。」とクロップ監督。リバプールは、アーセナル戦でのカムバック劇に続いて、リーズ戦では6−1、そしてノッティンガム戦では3−2と勝利を重ねており、「ただ、たった2試合で安定という言葉は口にできんさ。次のステップへと進まないと。確かにこの2試合では良い部分も多くあったし、それを元にして築き上げていかないとね。みなさんに楽しんで試合を見てもらえるように」とクロップ監督は強調。

 ちなみに、リバプールは2022年1月以来初めて、3試合連続で同じスターティングメンバーで試合に臨んでおり、クロップ監督は前節のノッティンガム戦で、「リズムが見えてきたね。今は、このリズムをキープしなければならない。」と述べていた。無論スターティングメンバーの選出は、練習で「ちゃんと機能している」と判断できた場合に限られるものではあるが、ここで手にしたリズム感は、今回の「非常に手強い」ウェストハム戦でも有効なものとなることだろう。そしてこの試合でも勝利を収めれた暁には、トッテナムを追い抜きラストスパートに向け更なる追い風を得る事になる。

International Internationalの最新ニュース