トッテナム：痛恨の大敗劇を受け、選手たちがチケット費用を払い戻しへ

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　トッテナム・ホットスパーでは、ニューカッスルでの大敗により屈辱を味わるとともに、今シーズンも監督交代劇が起こることになってしまった。

　最終的に1-6で敗北した試合の終了後、拡散されたある動画の中で１人の男性が、「もうこんなのは、たくさんだ！」と言い放ち自身にとってはじめて２０分でスタジアムを去ろうとした際、そこでは「０−５」のアナウンスが響き渡っていた。この日すでに１０分も経たないうちに０−３とされるなど、レヴィ会長曰く「到底受け入れられないパフォーマンス」を露呈した選手たちは、監督解任劇が行われたその翌日に、改めてファンたちへチケット代の払い戻しを行うことを明らかにしている。

　火曜日にクラブを通して発表された選手らの声明では、「チームとして私たちは、みなさんの不満や怒りを理解いたします」と投稿。さらに「このような状況下において、このような言葉償えるものではないことも理解していますが、今回の敗戦は我々にとって本当に辛いものとなりました。このたび皆様のサポートに感謝するとともに、それを踏まえて我々は今回の試合のチケット費用をファンに払い戻したいと思います。しかし、日曜日起こったことが済まされるわけでは決してないこと、そして木曜夜に控えるマンチェスター・ユナイテッド戦で事態の収拾をはかるために全力を尽くさなくてはならないことも理解しています」と言葉を続けた。

チャンピオンズリーグ出場はさらに厳しい状況へ

　一方、クラブ上層部は、４週間前にアントニオ・コンテ監督更迭から暫定監督を務めていたクリスチャン・ステッリーニ氏を解任し、今度も同じくアシスタントコーチから暫定監督へと、ライアン・メイソン氏を昇格させることも発表。同時に来シーズンに向けた新たな監督人事も引き続き熱心に継続されることになるが、ただいずれにしても現在スパーズではチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる可能性はますます厳しくなっており、ニューカッスルとマンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差は6。加えてスパーズはニューカッスルより1試合、マンチェスター・ユナイテッドより2試合多く消化しているところだ。