2023/04/28

テン・ハフ監督、トッテナム戦での痛恨ドローに「マンUの一員なら常に全力を」

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 本来ならばマンチェスター・ユナイテッドとしては本日金曜日の朝を、異なる気持ちで迎えたかったことだろう。昨晩に行われたトッテナム・ホットスパー戦では、前半を2−0とリードしチャンピオンズリーグ出場圏外との差を9にまで広げる絶好機だったにも関わらず、後半に追いつかれて痛み分け。5位トッテナムとの差は「6しかない」ままシーズン終盤に臨むことになったのだ。

 「9割の力を出していれば十分だと思った選手もいたのだろう。しかしマンチェスター・ユナイテッドの一員としてプレーするのであれば、常に全力を尽くすことが求められるというのが基本であることを忘れてはならない」と、試合後にエリック・テン・ハフ監督はコメント。「少しアクセルを踏み外してしまったのだろう。集中力の欠如がこの試合の失点の理由だ」と述べ、このタフなシーズンの最終コーナーに入ったとき、まだ距離的には余裕があっても体力面での消耗も考慮にいれなくてはならないと警鐘を鳴らす。

 一方でここのところ息を吹き返して聴いたリヴァプールFCとしては、チャンピオンズリーグ出場を争う両者が足踏みをみせたことは好都合ともいえるかもしれないが、それでもマンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差は7。ヨーロッパリーグ出場権獲得は5位トッテナムまで勝ち点差1、ECLという点では8位ブライトンと勝ち点差4をつけている状態ではあるものの、チャンピオンズリーグまではまだ遠い位置であることに変わりはない。

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