2023/06/03
2023/05/03
審判に怒り爆発で大腿負傷のクロップ監督が反省、一方でFAは調査を開始

©︎IMAGO/Sportimage
水曜日に控えるプレミアリーグのフラムFC戦を前に行われた会見で、リヴァプールFCのユルゲン・クロップ監督は、日曜日に行われたトッテナム戦でのロスタイム4分に、ジョタが決勝点をあげた際に第4審判員に感情を爆発させたことについて、「あれはやってはいけないことだった。あれは思わず感情的になってでてしまった、その瞬間の怒りが湧き上がってのことだった。それは決して物事を動かしていくという点でプラス材料になるものではない」と反省の弁を述べた。
そのときについて、改めて指揮官は、「それ以前にサラーがファウルを受けたはずの場面があった。結局ファウルの判定はされず、しかし私の見立てではあれはファウルだった」と説明しつつ、「本来は得点したことを喜ぶべきだっただろう。だが私の怒りはまだ治ってはいなかった。だからあんなことにつながってしまった」と説明。
実はこの日に主審を務めたポール・ティアニー審判員とクロップ監督との間では、数年来に及ぶ「因縁」があり、なかでも20021年にアンディ・ロバートソンが退場となるも、ハリー・ケインが退場とならなかった試合の後で、クロップ監督は主審を務めたティアニー氏に対して「他の審判員とは全く問題はないが、ただ君だけだ」と発言。さらに今回の試合の後でも「はじめてのことではないよね」と繰り返し述べている。
なおFAはこの件についての調査を開始しており、クロップ監督は金曜までに意見陳述を行わなくてはならない。