極度の不振に陥ったチェルシー、最悪の場合は降格の可能性も？

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　火曜夜に行われたアーセナルFCとのロンドンダービーにおいて、チェルシーFCはランパード監督復帰以来はやくも６敗目を喫した。特に前半では守備面に大きなギャップが生じており、３４分が経過した頃には０−３と大勢が決する展開に。もはやチェルシーの転落の流れは止めどないようにも感じられそうな光景だったが、それでは果たして実際に残り試合も全敗した場合、プレミアリーグからの降格という最悪のシナリオの可能性もあるのだろうか？

　　まず今後の対戦カードをみていこう。まず土曜日に控えるのは、チェルシーとは対照的にここのところ、上昇気流に乗っているボーンマス。順位表の中盤にあるとはいえ、それでも残留を果たすため当然勝ち点を狙いにくることだろう。その次は残留争いを激しく展開中のノッティンガムであり、それから首位マンチェスター・シティと４位マンチェスター・ユナイテッド、最終戦は３位ニューカッスルと、上位対決３試合でシーズンのフィナーレを迎えることになる。

　ただ結論からいえば単純な計算でみて、チェルシーが降格圏内に落ち込む可能性は非常に低い。ノッティンガムがチェルシー、サウサンプトン、クリスタル・パレス相手に勝利しアーセナル戦で勝ち点確保。リーズ・ユナイテッドがウェストハム、ニューカッスル、トッテナムに勝利。レスターがフラム、リヴァプール、ウェストハムに勝利。ウェストハムはマンチェスター・ユナイテッドとブレントフォードに勝利。そしてウォルバーハンプトンがエバートンに勝利した場合・・・というような話でしかない。